第30回 日本顎関節学会総会・学術大会

 

こんにちは、林歯科医院歯科医師の濵田です。

2017年7月29日~30日、日本口腔顔面痛学会学術大会との共催で横浜にて開催された日本顎関節学会総会・学術大会に参加してきました。

当院で開催されたキッザニアの日程と重なってしまい、キッザニアに参加できなかったので、何か知識を持ち帰らなければと思いながら参加してきました。

メインシンポジウムでは、特発性下顎頭吸収(定義:特異的に下顎頭が進行性に吸収する病態とそれに伴う著明な下顎枝高の減少)を含む開咬の診断と治療について講演され、正確な診断の必要性を強く感じました。

また、口腔顔面痛学会との共催のため神経障害性疼痛の臨床についても聴講でき、発症メカニズムや診断・治療について臨床所見をみながら考えるトレーニングも出来ました。

顎関節研究会発足から始まり、日本顎関節学会は今年で30周年を迎えました。今回の教養講演でいつもと違って面白い内容がありました。顎関節脱臼徒手整復法の歴史です。顎関節脱臼の疾患としての記録は古く、紀元前17世紀頃のEdwin Smith Papyrusから始まり、インド医学のススルタ大医典、ヒポクラテス全集、中国の張家山漢墓竹簡、Apollonius of Citiumなどで徒手整復法の記述がなされ、文字は全く読めないですが、図で掲示されたものなど表示され、中にはもうあり得ない!!と笑いを込めた驚きのものもあり、楽しかったです。ただ現在まで継承されている治療法は紀元前もあり、すごいなぁと感銘を受けました。

昔からの治療法も大切にし、最新の情報も取り入れ、皆様への治療に還元していけたらと思います。

林歯科医院 歯科医師 濵田 真智

 

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