歯磨き粉と虫歯予防デー

 

歯磨きが庶民に広がったのは江戸時代中期。

歯磨き粉と房楊枝(ふさようじ)が商品になったのがきっかけです。

江戸時代の歯磨き粉は、陶器の材料となる陶土から作る磨き砂に、薬効のあるハッカやチョウジなどを加えたものです。

また、房楊枝はヤナギやクロモジなどの木の枝の先端を房状にしたもの。

柄の部分は舌苔をこすり落とせるようになっており、朝起きて歯を磨き舌をこすることが、身を清める習慣として江戸の町の庶民に定着しました。

そして、江戸の男は白い歯にこだわっていました。

理由は、江戸の男たちが遊郭で遊ぶ時に、歯が汚れて口臭があると吉原の遊女に嫌われたからとか。

女の方も歯の白い男はだて男であり、歯磨きをするかどうかで江戸っ子か田舎者かを見分けたという。

江戸後期の文化・文政期には、吉原に近い浅草寺境内に数十店の楊枝店が軒を並べ、房楊枝や歯磨き粉などを売っていたという。

美人の看板娘を置いて客の気を引いた様子が浮世絵になっています。

 

歯磨き粉は1872年に、炭酸カルシウム粉末の西洋歯磨き粉が海外で登場。

16年後に資生堂が、初の練り歯磨きを製品化します。

戦後には葉緑素やフッ素入りが出て、歯の表面の汚れを物理的に落とす時代から、美白・殺菌効果のある化学的歯磨きの時代へと転換していきました。

大正時代には学童への歯磨き啓蒙運動が盛んになりました。

歯磨き製品メーカーのライオンによると、1922年ごろには専門講師を小学校に派遣して実地指導を始め、全国に広げたという。

そして6月4日が「ムシ歯予防デー」になったのは1928年、昭和初期のこと。

 

だそうです!

資生堂といえば、私は、化粧品というイメージがありますが、昔は歯磨き粉も作っていたんですね!

 

 

参考文献:和じかん.com

http://wajikan.com/note/hamigaki/

 

コロコロ歯ブラシ

http://www.コロコロ歯ブラシ.xyz/category2/entry22.html