中日新聞(2016年1月16日)

中日新聞の「教えてドクターQ&Aのコーナー」でみなさまの悩みや疑問にお答えしました。

中 日 新 聞    2016年(平成28年)1月26日(火曜日)

Q 奥歯が左右2本ずつ抜け、かかりつけの歯科医に入れ歯を勧められました。入れ歯は避けたいのですが、他に方法はありませんか。

A 入れ歯以外の治療法ではインプラント治療があります。歯茎の中の歯を支えている骨の中にチタン製のスクリューを埋め込み、歯の根の代わりに用いてそこに人口の歯を作る方法です。現在のタイプのインプラントは、1965年にスウェーデンで初めて行われ、以後全世界に広まっていきました。いろいろな改良がなされ成功率も飛躍的によくなってきました。現在では10年以上機能しているインプラントの成功率は95%以上いわれています。もちろん失敗例が社会問題になったこともありますが、正確な診断ときちんとした治療を行えば周りの歯にも負担をかけず、自分の歯と遜色なく噛め、見た目もよく、大変良い安全な治療法だと思います。保険適用外なので1本あたり30~50万円ぐらいの費用がかかるという欠点があります。また以前に比べて適応症も増えていますが、インプラントを入れることが出来ない場合もあります。一度専門の歯科医院で相談されることをお勧めします。

院長 林 尚史


林歯科医院院長 林 尚史

林 尚史(医療法人尚志会 林歯科医院 院長)
1988年福岡県立九州歯科大学卒業
1992年医療法人尚志会林歯科医院開設、理事長。
「自分自身が受けたい治療、自分の親や子供に受けさせたい治療を患者様に」を合言葉に最新の設備で最善の治療を提供。
日本歯周病学会専門医。日本口腔インプラント学会専門医、代議員。
愛知学院大学歯学部非常勤講師。歯学博士。