豊臣秀吉の歯

こんにちは。

スタッフの平岡です。

 

歯科の豆知識、

今回のテーマは「豊臣秀吉の歯」です。     

京都府京都市に豊臣秀吉ゆかりの豊国神社という社がございます。

この神社の境内にある宝物館に収容されている豊臣秀吉ゆかりの品々の中でも珍品として有名なのが秀吉本人の歯です。

この歯は、慶長元年 極月(1596年12月)に秀吉本人が当時の寵臣・加藤嘉明に文と共に送ったもので、明治時代に豊国神社が再興した際、奉納されたそうです。

この歯は調べによると左上の7番(親不知の1本前の歯)で、汚れの付き具合などから前後の歯や噛み合う歯は既になく、最後の1本だったのではないかという説が有力だそうです。秀吉は1598年没ですので亡くなる2年前には歯が全部無くなってしまっていたんですね。400年以上前の歯ですからそれほど状態もよくないそうですが、それでも歯根の状態から酷い歯槽膿漏症に侵されて抜けたものであることや、血液型がO型であること、若い頃固いものや繊維質のものを好んで食べていたか、歯軋りの癖があったことなどがわかったそうです。

当院では乳歯を抜いた際などお持ち帰り用に抜いた歯を包装させていただいているので、患者様が残しておいた歯が何らかの形で数百年後に伝わり、秀吉の歯のように調べられ現代の食生活や習慣を後世に知らせる材料となる…こともあるかも知れませんね。