フッ素ってどうして良いの?!

 

子どもたちの萌出した直後の歯は、まだエナメル質の結晶構造(ハイドロキシ・アパタイト)が完全でではありません。歯が萌出したあと、唾液中のカルシウムイオンが不完全な部分に取り込まれて、エナメル質が強くなっていくのです。フッ素を歯の表面に塗ると、カルシウムの代わりにフッ素がエナメル質の結晶の不完全に早く取り込まれて、早期にエナメル質を強くすることができます。

また、初期の虫歯におかされた白濁部(エナメル質の結晶が壊れかかった部分)にもフッ素が取り込まれ、ふたたび硬くしてむし歯の進行を阻止します。

フッ素は自然界にある元素の1つで、お茶などに微量に含まれているものです。歯や骨をつくるために欠かせない役割を果たしており、むし歯予防にも高い効果を発揮します。例えばフッ素が含まれている食品は魚介類・人参・じゃがいも・海藻類・緑茶・りんご・牛肉・ミルクがあります。そして現在、日本で販売されているハミガキ剤の約90%はフッ素が配合されています。また歯科医院などでは、フッ素を使った洗口や塗布を受けられます。

ちなみに、アメリカやオーストラリアなどでは、水道水にフッ素を添加して、日常的に摂取できる工夫をしています。

★お子様に★

お子さまのフッ素塗布は大変重要です。歯がむし歯菌に侵されやすい未成熟な状態なので、フッ素を定期的に塗ることで強い歯を作っていきましょう!

★妊娠中の方に★

母から子へ口移しで食べ物を与えることは、同時に母親の口の中の菌も子供に移すことになります。妊娠中からフッ素などでむし歯菌を減らしていきましょう!

★ミドルエイジに★

一般的に歯肉炎・歯周病がもっとも進行しやすい年代です。歯と歯の間にすき間にプラークが溜まりむし歯ができやすくなります。フッ素で予防していきましょう!

★シルバーエイジに★

歯ぐきがやせてきて、歯の根元が露出しやすくなります。そこは大変むし歯になりやすいので、フッ素で歯を強化しておくことが特に大切です!

 

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