歯石とりは1回で終わらないの?

患者様からよく、「歯石とりは1回で終わらないの?なぜ回数がかかるの?」と質問をいただくことがあります。

今日はその疑問にお答えしますね!

歯石とりには2種類あります。
その1つめは、「SC(スケーリング)」といわれるものです。
SC(スケーリング)では、歯の表面に付着した歯石、歯垢(プラーク)そのほかの沈着物を除去します。
こちらの歯石とりはだいたい1、2回で終了します。


2つめはSRP(スケーリングルートプレーニング)といわれるものです。
「SRP(スケーリングルートプレーニング)」は、歯茎の中の歯の根っこの部分についた歯石を除去し、その部分に汚れが付着しにくくなるようツルツルにする処置です。
この処置は痛みを伴うこともあります。その際は、右の上・下、前歯の上・下、左の上・下の6ブロックにわけ4~6回の回数をかけて行います。歯周ポケットが深い所や縁下歯石(歯茎の中にある見えていない所の歯石)が多い場合は麻酔をして行うこともあります。
SRPをしたあとは、歯肉の炎症がひきますが、それに伴い個人差はあるものの、冷たい物がしみる等の症状がでてくる方がいらっしゃいます。
炎症で盛りあがっていた歯肉が急に引き締まることにより、今までに見えていなかった歯の表面が出てくるからです。

つまり、回数がかかる歯石とりとは、このSRPのことです。

そして、おさらいしますね!
①麻酔をするので1度にお口全体を処置できないから
②処置後、しみるなどの症状がでるため、一度に処置すると患者様に負担がかかるから
③見えないところを触感で探って歯石をとるので処置が難しいから

以上、3点があることをご理解いただきたいと思います。
歯茎の中の歯石は歯周病を進行させる大きな原因のひとつです。
SC、SRPでしっかりと歯石を除去し、歯周病を防ぎましょう!

しかし、歯医者での歯石とりだけでは意味がありません。日々の患者様自身のブラッシング、食事内容が関係してきます。

正しいブラッシング、食生活を心がけてくださいね^ ^

歯科衛生士 島田 

医療法人尚志会 林歯科医院 
三重県松阪市嬉野須賀領町507-1 
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