炭酸水、歯への影響は?

 

最近飲料売り場でも多く見かける様になり、美容やダイエット、健康に良いと言われている炭酸水ですが、「酸」という事で、歯への影響はどうなのでしょうか?について話させて頂きたいと思います。
よく炭酸飲料が骨や歯を溶かすなどといわれます。確かに酸性の液体に歯を入れておくと溶けだしてしまうので、弱酸性を示す炭酸飲料の影響を心配しますが、体内で骨と炭酸飲料が直接触れることはないので、身体に悪影響を及ぼすこと心配はありません。炭酸飲料を飲んだときに歯には触れますが、それは一瞬で、私たちの口の中には「酸」を中和してくれる「緩衝能」という機能があり、私たちの歯を守ってくれています。無糖の炭酸水であれば、お口の中に長く炭酸水を含むなどしない限り歯へ及ぼす影響は心配ないと言われています。飲んだ後、お水でうがいをするとより安心といわれています。
それよりも、炭酸飲料の糖分濃度が問題です。炭酸飲料の多くは糖質の濃度が高く、あるドリンクには350ml中に角砂糖(1個3g)が約12個も入っています。先ほどの炭酸飲料が骨や歯を溶かすといわれるのも、糖分が多いことが要因になります。

炭酸水を楽しむ場合、成分表を読み、砂糖や人工甘味料が添加されているものは避け、カロリーゼロと書かれていても、隠れた成分が含まれているので注意してください

 

歯科衛生士 矢島 香織