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ブログBLOG

頭痛に悩まされていませんか?

松阪市の歯医者 林歯科医院の勤務医の濵田です。

私は、自他覚的に、肩・首・背中などの凝りがとてもひどいです。ひと月に1週間くらい頭痛が酷くなります。大体、左側頭頂部らへんが痛く、頭が重いです。

勤務時の姿勢が悪いまま、同じ姿勢で居続けているのも悪いのは自覚しています。最初姿勢を意識して直しても、知らないうちに元に戻っています。習慣は怖いですね。凝りだけなら、毎日ストレッチして、運動して対応できていますが、頭痛が起きると、NSAIDsを頓用で服用します。人から見える部位でも仕事に支障がでるのでエレキバン貼っちゃいます。貼っているのを見られましたら…そっとしておいてくださいm(__)m

 

国際頭痛分類では、頭痛を一次性頭痛、二次性頭痛、頭部神経痛・顔面痛・その他で、大きく3種類に分類されています。歯科顎関節症専門医は一次性頭痛の片頭痛、緊張性頭痛、群発頭痛の3種類の頭痛の鑑別ができなければいけないのと、自分の頭痛にも関連しているので一次性頭痛について今回は書こうと思います。

 

片頭痛は脳の硬膜の血管が一時的に炎症を起こし腫れあがるために生じます。血管の炎症なので痛みは拍動性です。発作中に歯痛、顎関節痛、顔面痛を伴うことがあります。片頭痛ですが、40%は両側性に痛み、顔面痛が主症状となるものもあります。発作持続時間は4~72時間で、月に数回から年に数回です。3日間以上持続する場合は他疾患と鑑別が必要です。胃腸の蠕動が止まるので悪心・嘔吐を伴います。また体動により増悪します。

 

緊張型頭痛は、一次性頭痛のなかでも最も頻度の高い頭痛で、両方のこめかみ、後頭部などに締め付けられるような、圧迫されるような、と表現される痛みが、だらだら、じわじわと続きます。痛み持続時間は、数時間から一日中で、発作頻度は年に数回から毎日とさまざまです。基本的に筋緊張や精神的な緊張と関係するので歯ぎしり・くいしばり・同じ姿勢を続ける(とくに頭部前方位姿勢)、ストレスなどで増悪します。最大咬合力の10%で30分間くいしばると健常群の17%、緊張型頭痛患者の69%に頭痛が生じたと報告もありますので、誰でもくいしばりにより緊張型頭痛が起こりえます。また痛みが長引くと中枢に変化が生じ、ちょっとしたことでも痛みを強く生じるようになることも考えられています。首や肩の運動によって改善します。

 

群発頭痛は、激しい顔面痛や歯痛を特徴とする疾患で、人間が経験する痛みのなかで最強・最悪と形容されます。内頸動脈が神経原性の炎症で一時的に腫れあがるために生じる神経血管性頭痛で、眼窩部から上顎大臼歯部・側頭部にかけて激烈な疼痛が生じます。周期性があり、大体1~2年間の周期で、毎日頭痛発作が繰り返し起こる群発期と、群発期と群発期の間の痛みがない寛解期が交互にやってきます。発作時間は15~180分で、夜間睡眠中に発作が生じ覚醒したり、患側顔面に鼻閉・鼻漏・流涙などの自律神経反応が生じたり、ほんの少しの飲酒でも発作が必発します。

 

今回紹介した頭痛は一部で、頭痛には命に別状ないものと、致命的なものがあります。

どの科を受診したらよいのかを迷われている場合、歯・口腔顎顔面に症状があれば歯科受診されるのも一考してみてください。歯科で検診して、本来受診するべき医科をご案内できたらと思います。

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