
インプラント・入れ歯・ブリッジとの比較 COMPARISON
患者様に適した
治療法をご提供
インプラント・ブリッジ・
入れ歯との比較表
素材 | メリット | デメリット |
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インプラント |
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入れ歯 |
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ブリッジ |
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インプラントと入れ歯の比較
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入れ歯の利点
保険適用が可能なレジン床の入れ歯であれば、費用を大幅に抑えられます。作製や修理も比較的容易であり、ほとんどの歯科医院が治療に対応しています。
入れ歯は周囲の歯を削る必要がなく、ご自身の歯を残しながら、見た目や噛むなどの機能を回復できます。 -
入れ⻭の欠点
特に保険診療の入れ歯は、レジン(歯科用プラスチック)の耐久性を高める必要があり、入れ歯が分厚くなりがちです。定期的な調整や作り直しも必要になるなど、耐久性における心配もあります。
装着時には圧迫感を覚えやすく、不快感に悩む方も少なくありません。また、食べ物や飲み物の温度が思うように伝わらず、味が分かりにくいというデメリットもあります。固い食べ物を噛む際に苦労し、発声に慣れるまで時間がかかるなど、入れ歯による日常生活への一時的な影響が考えられます。
入れ歯の欠点を克服するインプラント
インプラントは顎の骨との結合により安定感が生まれ、天然歯に近い感覚で食べ物を噛めます。入れ歯の歯ぐきにあたる床部分もなく、以前と変わらずに食べ物や飲み物の温度を感じ取り、味覚に及ぼす影響もほとんどありません。
人工歯も天然歯のような白さを持ち、自然な歯並びを回復できます。メインテナンス次第では治療から20年後の残存確率も90%といわれ、長期間にわたって安心してご利用いただけます。
インプラントと
ブリッジの比較

ブリッジは失った歯を補う治療方法のひとつです。歯を失った箇所の両側に生えている歯を削って土台にし、連結された人工歯を取り付けます。橋渡しをするような状態になり、歯の機能を回復できます。
インプラント-
ブリッジの利点
ブリッジは天然歯を土台にした固定式です。入れ歯のようにズレたり外れたりする心配もなく、自分の歯と同じような感覚で食事を楽しめます。
また、保険診療であれば銀歯やレジンを使用し、費用を抑えた治療が可能です。(精密治療のブリッジや審美的ブリッジは自費治療となります)
治療期間も比較的短く、早ければ2週間程度で治療を終えられます。 -
ブリッジの欠点
ブリッジは両隣に生えている天然歯を大きく削らなければなりません。削る量は歯の40%~70%ともいわれ、場合によっては歯の神経(歯髄)を取り除く処置も必要です。土台となる歯にかかる負担は大きく、過度な負担で歯が割れるときもあるなど、もともと健康な歯を失うリスクも少なからず存在します。ブリッジの平均寿命は、一般的に7年~8年程度です。
ブリッジの欠点を克服するインプラント
基本的にインプラントは1本ずつ独立しており、周囲の歯を削る必要がありません。歯の健康を守る上でも、効果的な治療方法といえます。
また、咬み合わせを本来の正しい状態に戻せるため、歯の寿命を延ばす効果も期待できます。ブリッジよりもインプラントのほうが、将来残る歯の本数(残存歯数)が多くなるかもしれません。