3SC

お子様にキレイな
歯並びをプレゼント

3SCシステムとは

むし歯と同じように
不正咬合も予防して行くという考え方

当院の小児矯正プログラム「3SCシステム」は、元ハーバード大学矯正科大学院教授・宮島邦彰先生のご指導の下、ヨーロッパで行われてきた取り外しの装置による小児矯正に、科学的検証を加えたDr.マクナマラの混合歯列期の矯正治療により、成長を利用し永久歯が生え揃う前になるべく歯並びの問題を解決しようとするプログラムです。

お子様のお口の状態と成長を加味した矯正プラン

例えば受け口なら3~4歳、乱杭歯なら永久歯が生え始める6~7歳で予防的に矯正治療を始めるケースなど、

①成長発育に問題をきたしそうな場合
②後から生えてくる永久歯に悪影響が起こる場合
③小児の適切な時期に治療することで、永久歯の矯正治療が不要になる可能性が高い場合
④早期に治療を開始することで将来歯を抜かないで治療できる場合

などが該当します。

当院の3SCシステムの特徴

12歳で「むし歯なしのきれいな歯並び」を目指して

  • 適切な時期を逃すことなく、
    早期治療を開始できる

    母親の一人として、子供にはなるべく「無駄な苦労はさせたくない。」「後遺症が残ることは極力避けたい。」という思いから、適応症であれば早期に治療を開始します。
    むし歯の予防カリキュラムに組み込まれたシステムで、2歳から年3回来院していただいているので、適切な時期を逃すことなくご案内できます。

  • 成人矯正へ移行する場合も、
    当院で責任を持って管理

    小児矯正のみならず成人矯正までできる医院なので、ずっと責任を持って管理できます。小児歯科の医院から矯正歯科の医院へ転医することがないので費用が余分にかかることがありません。

  • 遺伝的要素なども考慮した
    矯正サポートが可能

    ご兄弟やご両親、おじい様おばあ様までご家族の皆様でお越しいただいていることが多いので、遺伝的な要因や食習慣、生活スタイルなどの情報が多く、本来困難な成長予測や予後の予測の助けになっています。

よくある質問

Q

なんで骨格を変えることが出来るの?

A

低年齢の場合、骨格は成長途上で成長のピークを捉え、治療することや、骨の結合部分が固まってしまう前に緩め広げること、骨格をゆがめてしまう不良習癖の改善などにより骨格の改善が容易に出来ます。

Q

下の前歯の隙間がなくて顎を広げる場合、顔が大きくなったりしませんか?

A

実際に広げるのは歯槽突起と言う歯の生えているあたりの骨の部分だけなので、基底部に当たる下顎の幅は広がりません。ご安心ください。

Q

取り外しの装置は子どもが自分で取り外しができますか?難しくはないですか?

A
入れ歯のようにポコッと入れるだけなので低年齢のお子様でも問題なく装着できます。もちろん初回装着時には取り外しや清掃方法、管理の仕方などをお子様と保護者の方にお話しし、実際にやってみていただいてできることを確認してから装置をお渡しします。
Q

子どもの扱いが荒くて装置が壊れたりしませんか?

A
普通はあまりないのですが、お子様の使用方法や噛み癖などにより、同じお子様が繰り返し装置を破損させることがあります。ただ本人は悪気があってやっていることではないので、無償で修理させていただいております。お忙しい保護者様方には大変申し訳ないのですが、破損した場合はお電話いただいてお越しいただくようお願いいたします。
Q

歯並びってそもそも永久歯が生えてから直すのではないですか?

A
歯並びが悪くなる原因は、上下の顎の骨格不調和と、顎のスペースと歯の大きさのアンバランスです。その原因にダイレクトにアタックするには子供の時期が最適です。もちろんケースによっては成長後に手術で顎の骨を切らなければならない症例や顎のスペースと歯の大きさの差が大きすぎて、最初から中学生以降でのワイヤー矯正や外科併用の矯正をおすすめすることもあります。
Q

小児歯科から矯正歯科に行くと治療費がダブルでかかるって聞いたことがあります。
第二期治療をする場合、余分に治療費を払うことにはなりませんか?

A
確かに小児歯科で小児矯正をした後、矯正歯科を紹介されて転医するとダブって費用が掛かるということを聞きます。当院の場合同じ歯科医院内なので、第一期治療をした後、患者様が引き続き第二期治療を希望されたとしても第一期治療の治療費を差し引きし残りの治療費をいただくので、余分に費用が掛かることはありません。
Q

矯正って痛いと良く聞きます。本当に痛くないんですか?

A
たまに装置が擦れて、入れ歯のように歯ぐきが痛いと言われることもなくはないですが、ほとんどの場合は痛くないと思います。身体が柔らかい子どもならではではないでしょうか。
Q

給食の時に装置を外したりつけたりすると、からかわれたりいじめられたりしませんか?

A

いじめなどの問題は保護者様にとって大変心配なことですよね。
同じ親としてお気持ちは良くわかります。

子どもの患者様達のお話から推察すると、小学生の場合、中学生に比べ圧倒的に装置の見た目に対する抵抗感は少ないようです。また小学校1~2年生だとクラスに何人か同じような装置を入れている子がいるので、始めやすいようです。「○○ちゃんと△△君もしてるよ!」とか、むしろ「○○ちゃんがやってるから私もやりたい!」とお子様の方から保護者様にお話があって来院されるケースもあります。お子様に同じクラスに矯正をしている子がいるか聞いてみてはいかがでしょうか?

Q

どんな歯並びでも3SCシステムで治すことが出来ますか?

A
多くのケースの場合は小児期から3SCシステムで治療をすることで良好な結果を得ることが出来ると思いますが、来院時期が遅すぎる場合や不正咬合の程度や遺伝的に重症化しやすい場合など、子ども時代の矯正のみでは対応できないケースも確かにあります。その場合は矯正相談時にそのようにお話しし、3SCシステム以外の治療法を提案することになります。
Q

今じゃなくても良いのでは?

A

それぞれの骨の成長の時期をとらえ、最小の治療で最大の効果を狙う治療なのでいつでもいいわけではありません。例えばスペース不足なら下の乳犬歯が抜ける前に治療を終了するのがベストですし、反対咬合は4歳ごろから治療を行うと簡単に治るケースが多くなります。

Q

治療後の後戻りについて教えてください

A

矯正治療に後戻りはつきものですが、小児矯正が終わった後も多くの場合、永久歯が生えそろうまで後戻り防止を行いますし、むし歯の予防プログラムで継続して観察して行きます。想定外のことがたまたま起こった場合でも最初に提示した治療費の中でフォローできます。さらに骨格自体を変える治療ですので安定しやすいのも特徴の一つです。

Q

どこの歯医者さんでもできますか?

A

子どもの矯正が出来て永久歯の矯正も出来ること。子どもの矯正に力を入れそれ単独で治療を終わるスキルがあること。小児の治療で問題になる過剰歯や埋伏歯、上唇小帯など外科処置の必要な場合には口腔外科を併設し、繊細な手術(歯周病のオペなど)のできる認定医がいる医院でしかこのシステムは不可能です。