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患者様に向けた
歯科情報のご提供

不正咬合について

こんにちは三重県松阪市の歯医者、林歯科医院♪スタッフの前田です♪

 

今回は″不正咬合″についてお話ししたいと思います。

 

不正咬合にもいろいろなものがあります。

①叢生(そうせい)

②開咬

③上顎全突(出っ歯)

④反対咬合(受け口)

⑤交叉咬合

 

①~⑤について、説明をしていきますね。

 

①叢生(そうせい)

→歯がデコボコに生えている歯並びのことです。

歯が重なり合い、歯磨きが非常にしにくいので虫歯や歯周病になりやすいです。

 

②開咬

→お口を閉じた状態で奥歯は噛み合っているのに前歯が噛み合ってなく、常に上下の前歯が開いている歯並びのことです。

前歯で食べ物を噛み切るのが難しかったり、話をする時に息が漏れて不明瞭な発音になってしまいます。

開咬の方は、唇を閉じにくく、お口が開きがちになってしまいます。開いている時間が長いと、お口の中が乾燥した状態(ドライマウス)になり、唾液の分泌量が減少し、口腔内に細菌が繁殖しやすくなって、虫歯や歯周病、口臭を引き起こしやすくなります。

 

③上顎前突(出っ歯)

→横から見た時に、上の前歯が下の前歯に比べて極端に前に出ている歯並びのことです。

上の前歯に外傷を受けやすかったり、お口を閉じにくく、笑った時に歯茎が見えやすいという見た目の悪さもあります。

上顎前突も開咬と同様、唇が閉じにくいので、

ドライマウスになりやすく、虫歯や歯周病になりやすいです。

前歯が前に出ているため、噛み合わせが悪く食べ物をうまく噛み砕きにくいです。

 

④反対咬合(受け口)

→上の前歯よりも下の前歯が前にある歯並びのことです。

上顎の成長は、上下が正しく噛み合った状態で噛むことで下から突き上げられて発達が促進されますが、反対咬合だと噛んでも下顎が上顎を刺激することがなく、上顎の発達が不十分になってしまいます。

下顎の成長は、上下が正しく噛み合っていると下顎が前にでてこようとしても上顎がストッパーになり、過剰な成長を抑制する事ができるのですが、反対咬合だと上顎がストッパーの役割を果たせないので、下顎はどんどん成長してしまいます。

 

 

⑤交叉咬合(クロスバイト)

→通常は上の歯が下の歯に少しかぶさった状態で生えていますが、交叉咬合はその逆で、前歯もしくは奥歯の何本かが交叉している噛み合わせのことです。

片側の奥歯が交叉している場合などは、顎をずらして噛んだりするため、顔が歪んだり片顎だけに負担がかかってしまいます。

 

など、それぞれ不正咬合をそのままにしておくと悪いことをまとめると…

・虫歯、歯周病を引き起こしやすくなる

・食べ物が思うように噛めなくなる

・口臭の原因になる

・顎の関節に負担がかかる

・歯を怪我しやすくなる

・滑舌が悪くなる

 

予防としては、成長期の時の習癖に気を付けて、正しい生活習慣を身につけましょう。

それでも悪くなってしまったり、遺伝的なものに関しては、しっかりと治療をして

綺麗な歯並びを手に入れましょう!

 

 

矯正治療のことで少しでも興味をもたれた方はお気軽にご相談ください。患者様に合った方法を提供いたします。

期間や方法と金額もしっかりご説明させていただきます♪