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皆さんのお口にこんな歯はありませんか?
こんにちは!松阪市の歯医者、林歯科医院の勤務医の浅井俊博です。
本日は歯のホワイトニングについて説明しようと思います。ホワイトニングといっても、歯全体の黄ばみを白くするものでなく歯の一本だけを白くする「ウォーキングブリーチ」というホワイトニングです。
先日来院された患者さんにこんな方がいらっしゃいました。
昔に前歯をぶつけて一本だけ歯が暗い色になってしまったということだそうです。
それでよく話を聞くと1ヶ月後に結婚式を控えていて、それまでに治していただけるとありがたいということでした。
そもそもなぜぶつけた影響で歯が黒くなっていったのでしょうか?
お口の中では何が起きているか解説していきます。
健康の歯の場合は、歯の内に神経や血管があり、そこから歯に栄養を与えています。しかし、強い外傷などを受けるとその栄養を与えている神経や血管が遮断されます。血流が途絶えた歯の内部の神経細胞たちは壊死し、色も徐々に暗く黒くなってしまうのです。
虫歯が原因で歯全体が黒くなっていくのも、内の神経に虫歯菌が侵入し神経が壊死し、同じ原理で歯が黒くなっていきます。
以上で原理についての説明は終わりで、続いては治療の方法についてです。
簡単に説明するとホワイトニングというと一般的なイメージは薬液を歯の外から浸透させ、白くするものだと思います。一方でこのウォーキングブリーチというのは歯の中に高濃度の薬液を入れて、歯の内側から歯を徐々に白くしていきます。
まず神経が死んでしまっている歯には通常通り、歯の根っこの治療必要になってきます。何回か根っこの治療を行った後、根に最終的なお薬を入れます。その後歯の内部にホワイトニング剤(漂白剤)を入れ、1~2週間ごとに内部の漂白剤を交換し歯が白くなるのを待ちます。十分に歯が白くなったら、内部の漂白剤を完全に取り除き、歯の裏側の穴をプラスチック(レジン)等の詰め物で封鎖して治療が完了します。
実際に治療を行った患者様にはとても満足していただき、無事結婚式の日までに、綺麗に白くすることができました。
歯科医療というのは、歯を失って食事が十分にできない方を食べられるように治療していくという医学的な面をもちながら、このような美容的な面もあり、それが患者さんの生活の満足度をさらに上げるものだと改めて実感しました。
以上でウォーキングブリーチの説明は終わりますが、この白さは個人差がどうしても出てきてしまいますので、一度ご相談していただけたら幸いです。
もちろん他にも一般的なホワイトニングがあるので歯の色でお悩みの方はご相談ください。
三重県松阪市の林歯科医院では、現在常勤歯科医師8名、歯科衛生士15名をはじめとして総勢41名で診療にあたっています。
地域の皆様にいい歯科医療、最新・最善の歯科医療、安心安全な歯科医療を提供すべくスタッフ一丸となって診療にあたっています。
当院のモットーは、
「自分の子供や親に受けさせたい歯科治療、嘘のない歯科治療をを全ての患者様に提供する」
「日本で最高水準の歯科治療、世界水準の歯科治療を提供する」です。
そのため、当院はスタッフ一同日夜技術水準の向上、患者応対の向上に取り組んでいます。
現在林歯科医院では、歯科医師・歯科衛生士・歯科助手・サポートスタッフの募集を行っています。
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