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患者様に向けた
歯科情報のご提供

虫歯にならないために

こんにちは。松阪の歯医者 林歯科医院スタッフの脇谷です。

みなさん虫歯予防していますか?なぜ毎日歯を磨いているのに虫歯になるのか。

中には全然磨いてないのに虫歯がない方もいらっしゃいます。

虫歯になってしまったらどのようか治療があるのか。色々なことで不安になりますよね。

そんな気持ちが少しでも軽くなればいいなと思います。

なぜ虫歯ができる?

毎日の歯磨きでも磨き残し(プラーク)が2日以上あると、それをエサにする虫歯菌が酸を出して歯をどんどん溶かしてしまいます。放置すると穴が空いてきて虫歯になってしまいます。

虫歯ができやすい場所

・歯と歯の間

・歯と歯茎の間

・奥歯

虫歯になりにくい人の特徴

・虫歯菌が少ない

虫歯菌は常在菌ですが、ほとんどは赤ちゃんの頃に親や他人から移されることが多いです。食事中のスプーンの使い回しや、熱いものをフーフーするといった行為で感染していきます。こうした経験が少ない人は虫歯になりにくい傾向にあります。

・歯質が強い

エナメル質や象牙質が強いと酸による攻撃に耐えやすくなります。

・歯並びが良い

歯が綺麗に整っている人はうまく汚れを取り除くことができるので磨き残しが少ないです。

・鼻呼吸をしている

口呼吸をしている人より口の中の乾燥が少なく、菌の増殖を防ぐことができるので虫歯になりにくいです。

・唾液分泌量が多い

唾液は自浄作用があるので、虫歯菌の活動を防ぎます。

・間食が少ない

虫歯菌のエサとなる糖をあまり取らない人は、歯を溶かす酸を出す働きも少ないです。どうしても食べたい時はキシリトールガムがおすすめです。当院でもPos-CaFというガムを販売しています。

・歯磨きを丁寧にしている。

デンタルフロスや歯間ブラシを使用することで細かい所の汚れも取り除くことができます。

・歯医者の定期検診を受けている

定期検診を受けている人は上手くプラークコントロールができたり、初期虫歯の発見や歯磨きの指導により虫歯を予防したりすることができます。

定期検診でドクターが歯をチェックしているときによく聞く暗号のようなものがあると思います。

例えば

C1:エナメル質のみの、初期虫歯なのでフッ素塗布やサホライドといった薬を塗布することで進行を防ぎます。

C2:象牙質まで達している虫歯なので、虫歯を除去してレジンで詰め物をしたり、型取りをして後日詰め物を接着剤でくっつけたりします。

C3:歯の神経まで虫歯が進んでいる状態なので麻酔をして根っこの中を綺麗にする治療をします。

虫歯になりやすい人は、丁寧に歯磨きをして、甘い物などの間食を控えましょう。

そして定期検診を受け、虫歯を予防していきましょう。

歯を失う原因は、

1位 歯周病、

2位 虫歯、

3位 破折 です。

当院は残せる歯はなるべく残していく治療方針です。

来て良かったと、患者様に笑顔になっていただける歯科医院を目指しています。

歯の磨き方や虫歯予防など、分からないことがあれば気軽に林歯科医院スタッフにご相談ください。