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歯の豆知識
睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群:Sleep Apnea Syndrome
眠っているときに、いびきをかいていませんか?呼吸が止まりませんか?
起きたときに、口が乾いていませんか?頭が痛くありませんか?
起きているときに、すごく眠くありませんか?だるくありませんか?
睡眠時無呼吸症候群は、眠っている間に空気の通り道である気道がふさがれ、大きないびきをかいたり、呼吸が止まったりする病気です。
スリーピングスプリントというマウスピースで行う治療方法があります。
歯ぎしりのときに使うマウスピースとは違い、舌の歯を少し前方で固定させるようなマウスピースを使います。
これにより気道がふさがれず、いびきや呼吸が止まることを防止します。
マウスピースの作成方法は、
①型取りをする。かみ合わせを取る。
虫歯があったり、歯茎が腫れている時はまずそちらの治療をすることもあります。
上下の歯の型をとります。
かみ合わせは、舌の前歯を前にしてとります。この状態で寝るので無理のない位置で取っていきます。
②セット
マウスピースを入れてみて、痛いところなどを調整します。
良い睡眠が取れないと、日常生活にも支障をきたす可能性があります。
マウスピースだけで必ず治るものではありませんが、かかりつけ医にご相談ください。
歯科衛生士 伊藤友美