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患者様に向けた
歯科情報のご提供

歯科衛生士が伝える、健康な口で快適な生活を

松阪市の林歯科医院の歯科衛生士の田中です。今回は「お口の健康」についてお話します。

私たちが毎日行っている「食べる」「話す」「笑う」などの行動は、すべてお口の機能と深く関係しています。そのため、お口の健康は日常生活の質を大きく左右する大切なものです。歯や歯ぐき、舌、唇などが健康であることで、私たちは快適に生活を送ることができます。

食べること

まず、「食べる」ことについてですが、歯がしっかりしていると、食べ物をよく噛むことができ、消化が良くなります。また、噛むことは脳を刺激するので、認知症の予防にもつながると言われています。逆にむし歯や歯周病があると、痛みや違和感でしっかり噛めず、やわらかいものばかり食べるようになり、栄養が偏ってしまう可能性もあります。

歯周病

次に、歯周病についてです。単なる「歯ぐきの病気」と認識されがちですが、全身の病気とも関係していることが最近知られてきました。例えば、糖尿病や心臓病、脳卒中などとの関係があると言われています。歯ぐきの炎症が体内に広がることで、こうした病気を悪化させてしまうこともあるため、お口の健康を守ることは、体全体の健康を守ることにもつながります。

口臭

また、口臭もお口の健康と関係があります。口臭は本人が気づきにくいものですが、周りの人に不快な思いをさせてしまうこともあります。むし歯や歯周病が原因になることが多いため、予防のためにも日頃のケアが大切です。

お口の健康

お口の健康を保つには歯磨きと定期健診が大切です。

歯磨き

まず毎日の歯みがきが基本です。歯ブラシだけでなく、デンタルフロスや歯間ブラシを使うことで、歯と歯の間の汚れもきれいに取ることができます。私も最近ようやくフロスを習慣にできるようになってきました。最初は面倒に感じていたのですが、使ってみるとスッキリして気持ちがいいです。

定期健診

さらに、定期的に歯科医院でチェックしてもらうことも大切です。痛みが出てからではなく、何も症状がないうちから検診を受けることで、むし歯や歯周病を早期に発見・予防することができます。

さいごに

そして、子どもの頃から正しい歯みがきの習慣を身につけることが将来の健康につながりますし、高齢になると、噛む力や飲み込む力を保つためのトレーニングやマッサージも重要です。最近では「オーラルフレイル(口の虚弱)」という言葉も注目されており、早めの予防が必要だと言われています。

お口の健康は、人生を楽しく健康に生きるために、とても大切な要素です。私自身も、これからもっと勉強して、たくさんの人にお口の健康の大切さを伝えていけたらと思っています。

歯科衛生士 田中 千尋