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アザラシの歯磨き事情!健康を守る意外な方法とは?
こんにちは、林歯科医院スタッフの平岡です。
昨年から、日本中の水族館で続々とアザラシの赤ちゃんが誕生したり、オランダの「アザラシ幼稚園」(アザラシ保護施設のZeehondencentrum Pieterburen ピーテルブーレンアザラシセンター)の24時間ライブ配信が話題になったりアザラシブームがきていますね!日本人はアザラシが好きみたいで一定の周期でアザラシブームが起こるらしいです!個人的な好きな動物ランキングでアザラシが常にトップ争いしているくらい好きなのでブームが来るとうれしいです(^▽^)/
そういうわけで、今回はアザラシの歯について調べてみました!
アザラシの歯について
まずアザラシの歯の本数は34本あるそうです。人間は28本、あと親知らずが4本あっても32本なのでアザラシの方が多いです。歯の形も全部同じ形でなく、人間のように切歯や小臼歯、大臼歯に分かれており、形状や目的も分かれています。また、名称が同じでも食べるものや食べ方の違いから人間の歯と形状がかなり違います。臼歯も噛み合う面のあたりがギザギザとがっており、人間の臼歯の咬合面とはかなり様子が違います。基本的には野生のアザラシは切歯で獲物(魚)に嚙みついて捕獲し、丸呑みするようなので、人間のようにしっかり噛んでかみ砕いてから飲み込むわけではないようです。ちなみにアザラシの歯は白いですが、アシカの歯は黒いらしいです。
アザラシも歯磨きをする?
調べていて面白かったのが、アザラシにも歯磨きが必要ということでした。野生のアザラシは歯磨きにあたることはしないのですが、歯磨きが必要なのは水族館などで飼育されているアザラシたちだそうです。
人間が歯磨きする目的はプラークや食べ物のかけらを除去し、むし歯や歯周病の予防のためですが、飼育されているアザラシたちは違います。飼育下のアザラシたちは野生のように魚を歯で捕まえて食べるのではなく、飼育員から魚をもらって食べることがほとんどなので、ほとんど歯を使うことがないそうです。そうして歯を使っていないと、使わなさ過ぎて歯肉に炎症が起こったり、歯が抜けてしまったりするそうです。歯磨きすることで歯肉に刺激を与えて健康な状態を保つそうで、人間とは全然違いますね。人間の歯磨きは歯ブラシの当て方や力に気を付けないと歯肉が下がったりしますが、飼育下のアザラシにおいてはあまりにも歯肉に刺激が無さ過ぎるので、逆に適度に刺激をあたえないといけないということです。
アザラシはスムーズに歯磨きできる?
歯磨きが必要だとしても、普通に歯磨きさせてくれるかというとそうではなく、人なれしていても歯磨きの練習を経て歯磨きできる(させてくれる)ようになるそうです。まずは口を開けておく練習、口の中をさわる練習、、ゆっくり慣れさせる必要があるそうです。歯磨きが苦手だったりできない場合は、冷凍して硬くなった魚をあげて歯を使ってもらうなどの工夫もしながらアザラシの口腔内の健康を保っているそうです。人間の赤ちゃんも一緒で、いきなり歯ブラシで歯磨きから始めるのではなく、口まわりやお口の中をさわるところから、抵抗感をなくすように慣れていってもらうのが良いそうです。歯が1~2本生えたくらいのお子様の歯磨きをどうしたらよいか0歳のお子さんの患者様もよくいらっしゃいますので、ぜひご相談ください(^▽^)/
水族館の飼育日記や記事
水族館の飼育日記や記事等にもっと詳しいアザラシの歯磨き事情が紹介されています◎
とてもかわいくておもしろいのでぜひご覧ください(^▽^)/
鳥羽水族館の飼育日記(歯と口の健康週間⑦ | 鳥羽水族館 飼育日記)
市立しものせき水族館海響館(第196回「アザラシの歯磨き!?」)
スタッフ 平岡 みづほ

