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患者様に向けた
歯科情報のご提供

一生自分の歯で噛むために歯を支える「土台」を守るために。東京での歯科セミナーを経て

こんにちは。医療法人尚志会林歯科医院、歯科医師の濵口です。

日ごとに日差しが強くなる季節となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

4月中旬に、私は東京で開催された歯科セミナーに出席し、「歯周病治療」と「歯内療法(歯の根の治療)」について改めて深く学んできました。今回は、そこで再確認した「基本の大切さ」について、皆様にお伝えしたいと思います。

家作りと同じ。歯科医療も「基礎」がすべて

歯科治療を家作りに例えるなら、被せ物や入れ歯は「建物」、歯を支える歯茎や根っこは「基礎・土台」です。

どんなに見た目が立派な家を建てても、地盤が緩んでいたり、柱が腐っていたりすれば、長く住み続けることはできません。歯科治療も全く同じです。

今回のセミナーでは、この「地盤」と「柱」をいかに長持ちさせるか、という極めて基本的かつ重要な技術について、最新のエビデンスに基づいた研鑽を積んできました。

セミナーで再確認した「2つの重要事項」

1. 歯周病治療:地盤を固める

歯周病は、自覚症状がないまま進行し、歯を支える骨を溶かしていく病気です。セミナーでは、徹底的な歯周基本治療の重要性や、レントゲンから診断できる歯周病の状態の見方などを改めて見直しました。

「なんとなく歯石をとる」のではなく、「なぜここに炎症が残っているのか」を科学的に突き止め、基本に忠実なアプローチを継続することの重みを再認識しました。

2. 歯内療法:柱を腐らせない

歯の神経が入っている管(根管)は非常に細く、複雑に枝分かれしています。ここに細菌が残ると、数年後に再発して抜歯の原因となります。

セミナーでは、この複雑な管をいかに清潔にし、いかに隙間なく密閉するかという、緻密な工程の重要性を学びました。地味で時間のかかる作業ですが、ここを疎かにしないことが「抜歯を食い止める最後の砦」になります。

「当たり前のことを、誰よりも丁寧に」

東京の会場で多くの先生方と接し、最も刺激を受けたのは「卓越した技術を持つ先生ほど、基本を誰よりも大切にしている」という事実でした。

新しい魔法のような治療法を探すのではなく、今ある目の前の治療の精度を1%でも高めること。消毒を徹底する、汚れを完全に取り除く、そうした「当たり前のこと」の積み重ねこそが、患者様の歯を10年、20年と守る唯一の道だと確信しました。

おわりに

セミナーを経て、改めて「基本に忠実な診療」を徹底したいという想いが強まりました。

当院では、急ぎ足で結果を出すことよりも、将来にわたって安心していただける丁寧な基礎治療を優先しています。

今回学んできた「基礎を大切にする姿勢」をもって、皆様の大切な歯を全力でサポートさせていただきます。

皆様の健康な笑顔にお会いできるのを、楽しみにしております。