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ブログ歯の豆知識
歯の治療とお薬
こんにちは、松阪市林歯科医院スタッフの中里です。
歯医者へ行く時に、お薬手帳を持って行っていますか?
お薬手帳=内科等で必要な物
と言う認識の方が多いかと思いますが、実は歯医者での歯の治療にも凄く重要です。
飲んでいるお薬がどういう作用の物なのか、そのお薬を飲んでいる状態で歯の治療が可能なのか、等色々あります。
糖尿病の方であれば、病院で検査した際の数値(HbA1c)も重要になります。数値が高いと抜歯した時の傷が治りにくかったり、歯周病も進行しやすいです。インプラント等のオペをするなら数値が7.0未満を目安とします。
骨粗鬆症や癌のお薬でBP製剤を飲まれていたり、注射でのお薬をしている方であれば、歯医者で抜歯が出来ません。顎骨壊死と言う顎の骨が壊死し、骨髄炎を併発してしまうことがあるからです。
血液サラサラのお薬飲まれていたら、抜歯後の出血が止まりにくかったりもします。
このように、「どんな薬を飲んでいるか」で出来る治療が変わってきます。
なので、持病があってお薬を飲まれているなら必ずお薬手帳を持って来て下さい。もしお薬手帳が無い場合は、病院で処方された時のお薬の説明の紙などをお持ちいただけると良いと思います。
処方箋も無いという場合は、そのお薬自体を持って来ていただくか、お薬の名前を覚えて来ていただけると嬉しいです。
0598-42-7272
林歯科医院