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歯の豆知識
根管治療、根っこの治療
温かい物がしみたり、夜になると歯が痛くなってくると、虫歯が神経まで到達していることが多いです。
そうなってしまうと、歯の神経を取らなければいけません。
根管治療が始まります。
ファイル、リーマーと呼ばれるヤスリのような器具を使って、神経をとっていきます。
そして虫歯の細菌で侵された根っこをきれいに掃除していきます。
もちろん麻酔をして行うので、痛みはないと思いますが、神経の炎症の強い方は麻酔が効きにくく、痛みが出る場合があります。
痛い時は教えてください。
歯の神経を取るので、その歯は痛まないと思いますが、周りの骨などには神経があります。なので麻酔が切れてくると歯が浮いた感じや軽く痛むこともあります。一時的なものだと思うので様子を見ていただいて構いません。
強い痛みが出たり、気になることがあればお気軽にご連絡ください。
根管治療は基本的に①根っこをヤスリのような器具できれいにする②消毒する③蓋をする、の3つの治療を繰り返します。
しかしその治療がいつまでかかるか断言できず、何度も通院していただく必要があります。
この先、この歯がいつまでもつかはこの根管治療にかかっています。
手を抜いて早く治療を終えてしまうと歯の寿命は短くなりす。
大変だとは思いますが、一緒に頑張りましょう。
根管治療が終わると、根管充填をします。
ここまでくると後何回で治療が終わるのか断定できます。
やっと根っこの治療が終わり、先が見えてきます。
しかし根管治療は再発することがあります。
再根管治療は、神経を取るときより難しく、時間がかかります。
まずは虫歯にならないように心がけましょう。
歯科衛生士 伊藤友美