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夕方になると顎がだるくなるかた もしかしたらTCHがあるかもしれません

こんにちは。松阪市の歯医者 林歯科医院の歯科衛生士山口です。

夕方になると顎がだるくなる、頭痛や肩こりが酷いと感じるかた、もしかしたらTCHがあるかもしれません。

TCHとは?

本来、お口を使っていない時は、上下の唇は閉じていても上下の歯はわずかに1〜3mm離れているのが正常な状態です。

TCHとは、上下の歯が持続的に接触している癖のことをいいます。一時的な上下の歯の接触はTCHとはいいません。

TCHがある場合、上下を接触させるだけですが、筋肉をいつも使用しています。TCHが長期化すると、筋肉の疲労感や顎関節への負担も増え、様々な症状を引き起こす要因になります。

TCHセルフチェック

◉口を閉じている時上下の歯が触れている。

◉夕方になると顎のあたりがだるい、重たい感じがある。

◉唇を閉じたまま、上下の歯を離しこの状態を維持出来ない。

◉頬の内側や舌に歯の痕がついていることがある。

1つでもチェックのついた方はTCHがあるかもしれません。

TCHはなぜ起こるの?

◉TCHの原因は、まだ十分解明させていません。

◉本来、歯を長時間接触させていると筋肉は疲れるため、自然と緩み、歯は離れます。ですが、緊張やストレスが続くと、体の代償反応として噛みしめや歯の接触が起こりやすくなります。

◉TCHには姿勢も関係しています。うつむいた姿勢では、上下の歯と歯の距離が近づきます。パソコンやスマホ操作などはうつむき姿勢となりTCHが起こりやすくなります。

◉歯の根の周りには歯根膜という薄い膜があり、脳へ情報を伝えるセンサーのような役割をしています。上下の歯が接触すると歯根膜が圧迫され、口の中に食べ物が入ったと脳に伝わります。その結果さらに噛みしめなさいと指令が出る反射が起こることもわかっています。

TCH改善対策

◉張り紙でTCHに気づこう。

歯を離そう、リラックスなどと書いた紙をよく見える場所に張り、張り紙を見た時、歯が接触していないか確認します。

◉体の力を抜こう。

張り紙をみて歯の接触に気づいたら、鼻から息を吸いながら肩を大きく上げ、口から一気に息を吐きながら肩を落とします。体の脱力です。これを繰り返していくと、張り紙を見るだけで自然に力が抜け最終的には無意識に歯が離れるようになります。

まとめ

TCHは無意識の癖なので直ぐに治すのは難しいかもしれません。

緊張時や集中している時、うつむき姿勢の時に起こりやすいです。そんな場面は要注意です。

張り紙を活用し、歯か接触しないことを意識し、体の力を抜いてリラックスした状態を保つようにしていきましょう。

参考文献

nico 2026年4月号 「最新!TDH対策」より