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歯の豆知識
歯が生えてこない??
こんにちは、歯科衛生士の伊藤です。
5歳くらいになると、生えかわりが始まり、大人の歯(永久歯)が生えてきます。
だいたい、13歳くらいまでに永久歯が28本生えそろいます。
その後、親知らずが奥に生えて、34本、全ての永久歯が生えそろいます。
個人差がありますので、子どもの歯(乳歯)が早くに抜けたり、なかなか抜けなかったりすることはあります。
乳歯が抜けた後、永久歯がなかなか生えてこないこともあります。
「どうして生えてこないのだろう?」と、心配になるかもしれませんが、大抵の場合は、その内生えてくるので心配はいりません。
しかし、『先天性欠如歯』や『埋伏歯』の場合もありますので、かかりつけの歯医者に相談することをオススメします!!
①先天性欠如歯
永久歯の卵(歯胚)が作られず、永久歯が作られないのが、言葉の通り、先天性欠如歯です。
レントゲン撮影で確認できます。
その後の治療としましては、先天性欠如歯の場所にもよりますが、乳歯を残して様子を見ていくことが多いです。その後、インプラント治療などが必要となります。
歯ならびの関係で、矯正治療に利用することもありますので、かかりつけの歯医者と相談してください。
②埋伏歯
歯はありますが、アゴの骨や歯ぐきによって、生えてこれなくなってしまって埋まっている歯が、言葉の通り、埋伏歯です。
レントゲン撮影で確認できます。
その後の治療としましては、歯ぐきが硬くて生えてこれないのなら、歯ぐきを切って、歯の頭を出します。そうすると、すぐに生えてきます。
アゴの骨で固まってしまっているのなら、矯正治療が必要になりますので、かかりつけの歯医者と相談してください。