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前歯の隙間、みにくいアヒルの子
アンデルセンの童話【みにくいアヒルの子】
アヒルの家族がいます。一羽だけが他の兄弟たちと容姿が違い、みにくいといじめられます。しかし成長すると実は白鳥だったというお話です。
6歳くらいに上の前歯が、乳歯(こどもの歯)から永久歯(おとなの歯)に生え変わり始めます。
この時期を私たちは【みにくいアヒルの子の時代】と呼んでいます。
今までの乳歯は、小さくて白いかわいい歯でした。
その乳歯が抜けて、しばらくしてようやく生えてきた永久歯は………
サイズはかなり大きくなって、色も少し黄色味がかっています。
そして、少し外開きの八の字のように生えてきて、真ん中に隙間があることがあります。
この隙間は、異常なことではありません。
真ん中2本のとなりに、永久歯が生えてくると、少し隙間の量が減ります。
そして犬歯が生えてきて、安定します。
ほとんどの場合、前歯4本生え変わって、犬歯が生えてくることで自然に治っていきます。
なので前歯が生えそろうまで何年かの辛抱です。
しかし、自然に治っていかないこともあります。
①余分な歯が骨の中に埋まっている
②粘膜の筋が間に入り込んでいる
③舌を出すなど悪習癖がある
など、他に原因があるのかもしれません。
お子さまの前歯に隙間はあいていませんか?
気になる方は、ぜひお着替えるにご相談ください。
歯科衛生士 伊藤友美