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歯の豆知識
虫歯治療の器具
虫歯の治療ではいろいろな器具を使います。
まず虫歯が象牙質という組織まで進行している場合は、痛みを感じるので『麻酔』をします。
治療後、個人差もありますが1〜2時間ほど痺れています。
そして「キーン」という高い音が聞こえる道具は『エアータービン』という名称の器具です。
エアータービンに圧縮空気が送られることで、ローターを30〜50万回転/分で超高速回転させることができ、エアータービンの先に用途に合ったバーをつけて虫歯を削ったり、歯を形成したりします。
エアータービンは高速で削るため、どうしても熱が発生します。それを冷却するためにバーに向かって水が出るようになっています。水が苦しい方も多いと思いますが、この水は必要なものになっています。
最後に、『スプーンエキスカ』
虫歯の治療をされた方は経験があると思いますが、先生がカリカリと虫歯を取る際に使う器具です。
器具の先端がスプーンのようになっていて、虫歯で柔らかくなった象牙質を除去するために使います。
その後、虫歯の度合い、場所によって詰め物や型取りを行い、虫歯で失った箇所を修復します。
虫歯がひどい場合は神経の治療になります。
歯科衛生士 大石