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歯が欠けてしまったり、折れてしまったり、抜けてしまった時あなたはどうしますか？

 

①欠けてしまった、折れてしまった

大きくかけてしまった、折れてしまったのなから、欠けたものを持って来院してください。再度接着できる場合もあります。

天然の歯の場合は乾燥しないように気をつけてください。

まず、レントゲンを撮り、歯の状態を確認します。

大きさにもよりますが、人工のもので修復が可能です。

折れている位置がかなり深い場合は、歯を抜かないといけなくなってしまいます。

 

②位置がずれてしまった、動いた

脱臼している状態で、まだ抜けていない状態ならそのまま噛まないように来院してください。

レントゲンを撮り、歯の状態を確認します。

歯の位置を元の位置に戻して、隣の歯と固定します。

この時歯の神経が傷んでいる場合は、歯の神経を抜く場合があります。

 

③歯が抜けた

歯が抜けた場合、乾燥しないように、歯の保存液や牛乳、生理食塩水や水に入れて来院してください。口の中にある場合、そのままほっぺたと歯の間や口の中にいれたままでも構いません。飲み込まないように注意してください。

歯が抜けて、外に落ちた時は、根っこの部分を触らずに歯の頭のほうをつまんで拾ってください。

歯を元に戻すときに、歯の根っこにある歯根膜という組織が重要な役割をになっています。根っこの部分は触らないでください。

レントゲンを撮り、状態を確認します。

歯を元の位置に戻し、隣の歯と固定します。

このとき、歯の神経が傷んでいる場合は、歯の神経を抜く場合があります。

 

虫歯や歯周病と違い、外傷は突発的に起こる事故です。

そのときどうするかで歯の寿命は変わってきます。

慌てずに落ち着いて、できるだけ早く歯科医院を受診してください。

 

歯科衛生士　伊藤友美