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歯科情報のご提供

「歯」が使われる故事・ことわざ

「歯」という字がつく故事、ことわざ、もののたとえはたくさんありますが、いくつぐらいご存知でしょうか。

並べてみると歯が私たちの生活に強く結びついていることがわかります。

 

『歯に衣着せぬ』

思っていることを遠慮しないではっきり言うこと。

『奥歯に物が挟まったよう』

思ったことを率直に言わず、何かを隠しているようですっきりしない様子。

『歯切れが悪い』

言い方が明確でない。

『櫛の歯を挽く』

物事が絶え間なく続く様子。

『歯が浮く』

相手の軽はずみな態度を見たり、軽薄な言葉を聞いたりして不快になること。

『脣亡びて歯寒し』

お互いに助け合う物同士の一方が滅びるともう一方も危うくなる例え。

『ごまめの歯ぎしり』

実力のない物がいたずらにくやしがったり、いきったりすることの例え。また、実力のない物がいくら悔しがっても無駄という例え。

『目には目を歯には歯を』

やられたのと同じ方法で、同じ量の報復をするたとえ。

『歯がゆい』

思いを叶えたいという強い思いに反し、思いが叶わないことに耐えられないさま。

『尚歯』

老人を敬うこと。「尚」は尊ぶこと。「歯」は年齢の意。